ごあいさつ

 私たちは東京都セカンドキャリア塾(東京都が2018年に開校した65歳以上のシニアの活躍を推進するための学校)の第1期卒業生有志の集まりで、今までに培って生きた様々なスキルを、お世話になった社会に還元したいとの思いから本協会を設立しました。
 私たちは在留外国人の皆さまの日本での生活支援を行い、皆さまにとって日本が暮らしやすく居心地の良い国となるよう努めてまいります。
 内閣府によりますと2018年12,640万人いる日本の人口は、2065年には8,808万人(69.7%)になり、2014年に7,890万人いた労働力人口は2060年には4,420万人に半減すると予想されています。
 このような状況下、日本政府は2019年4月より特定技能者制度を導入し、労働力減少に歯止めをかけるべく外国人労働者の確保に取り組みを一段と強化しております。
 一方、従来から存在する外国人労働者の技能実習制度においては、長時間労働、低賃金等の問題がマスコミにおいて報じられており、深刻な問題となっております。
 このままの状況では外国人の皆さまが日本から離れ、より住み心地が良い他国に居住する可能性が高く日本経済の衰退が起こると私たちは危惧しております。
 現状を改善し、地域経済、地域の中小企業の発展に寄するためには、自治体、自治会、既存の支援団体等との協働による外国人支援が重要であると私たちは考えます。
 主な支援策として、日本語教育、日常の相談受付と解決に向けたアドバイス、文化交流を実施します。
本支援策の実施にはより多くの皆さまの参加と協力が必要です。
皆さまのご支援ご協力よろしくお願いします。

                   理事長 中野 能志 Director Takeshi Nakano