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第1回「FIELD TRIP」を開催しました!

11月19日

FIELD TRIPを江戸風情が残る江東区深川界隈で開催しました。今回は深川で生まれ育った協会メンバーの須藤さん、それに米国人メンバーのポールさんが19日の午後から夕方にかけて夕食付きで深川を散策しました。以下に須藤さんの深川散策レポートを掲載します。なお、WAASAではコロナの状況を見ながら適切な時期にこの散策コース*を皆様に楽しんでいただけるよう検討中です。(*散策コースをクリックすると予定イベントがみれます)

須藤さんのレポート
今回は、清澄白河駅(半蔵門線、大江戸線)で集合しまず向かった先は深川芭蕉庵(俳聖 松尾芭蕉記念館)。芭蕉に係る歴史、作品集、時代背景を楽しむ事が出来ます。
次に芭蕉稲荷を通り隅田川沿いを歩き新大橋、清洲橋を臨み対岸の浜町風景を眺めながら万年橋を通って、相撲部屋が集まる清澄町に。ここには現在、高田川部屋、尾車部屋、大嶽部屋、錣山部屋の4部屋が在ります。時間的に稽古を観る事は出来ません。
少し前までは一代横綱、大鵬部屋、北の湖部屋も在りました。国技館に近いことから、昔から多くの力士が住んでいて、相撲が近くに感じられる場所です。
次に向かった先は、清澄庭園。ここは、回遊式林泉庭園として知られ、三菱財閥で知られる岩崎弥太郎が改修し東京都に寄贈し、現在に至っています。日本各地から集められた「石」で庭、池が形作られていて、季節によって様々な姿を見せてくれます。東側にも公園拡張整備され都民の憩いの場となっています。

次に俳句の小径(現在は工事中)、伝統的建物である深川図書館を通って深川江戸資料館を訪問します。ここには江戸時代の深川庶民の生活様式を忠実に再現したスペースがあり、江戸時代にタイムスリップした感じにさせてくれます。また、ボランティアの説明を受けることも可能で、外国人も楽しめる施設となっています。現在、この地区で活躍している伝統工芸の紹介映像も楽しめると同時に興味のある伝統工芸者を訪ねる事も可能になります。

この後、深川一番の繁華街、門前仲町に行く途中、ブルーボトルで一寸コーヒーブレイク。焙煎設備を完備した、一杯、一杯ドリップするコーヒー提供で人気のお店です。他にもいろいろなコーヒー店があるので、好みに合った店を探すのも楽しみになります。

次に江戸最大の八幡さま、富岡八幡宮へ。皇室との関連が強く神輿が皇居に参内したり、天皇皇后両陛下が神輿渡御を見学に来られる等の歴史を持ち、江戸三大祭りに挙げられています。3年に一度(8月)行われる神輿の連合渡御は、50数基が練り歩く勇壮な祭りとして有名です。境内の神輿蔵には、日本最大の一ノ宮神輿と二ノ宮が展示されています。又、勧進相撲の発祥の地として、歴代横綱力士碑、大関力士碑が有り、新横綱の奉納土俵入りが行われます。

最後に「深川のお不動様」と知られる深川不動尊に向かいます。深川不動尊は、成田山新勝寺の東京別院です。毎日護摩焚き行を行っており、寺院内に入り見学する事が出来、厄除け、交通安全のお札を頂きに来る人で人気の場所です。不動尊に隣接する人情深川ご利益通り含めて多くの店が商いをしており、用途に応じて色々な楽しさがある街で「下町情緒」を感じさせてくれます。

第1回 フィールドトリップ 深川編のご案内はいかがでしたか?
是非ご一緒に深川でのフィールドトリップを楽しみましょう。

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